卒業生アーティストに質問してみました。
上床加奈さん(鹿児島市立鹿屋女子高等学校 出身)
2016年の3月に日本デザイナー学院イラストレーション科を卒業し、現代アートを販売している国内最大手企業「TAGBOAT(タグボート)」が主催するアートフェア「Independent」にてギャラリスト24名によって200名の中から上位5名に入賞し、ニューヨークのロウワ―イーストサイドにあるASHOK JAIN GALLERYにて開催された展覧会「TAGBOAT EHIBITION NEW YORK」にて作品が展示されました。
2017年1月20日(金)〜2月17日(金)の期間でJR東京駅近くのギャラリー「MASATAKA CONTEMPORARY」で開催されるグループ展『WHERE DOES SHE COME FROM?』にも招待されています。
そんな上床さんに今感じていることについていろいろ聞いてみました!
Q.1
卒業してからアーティスト活動を本格的に動き始めたのだと思うのですが、まずなにからスタートしたんですか?
A.1
「ギャラリータグボートさん主催のアートフェスに作品を出展しました。7月にあるアートフェスに向けて4月から6月の間アルバイトをしながら作品を制作していました。 」
Q.2
上床さんが現在のアーティスト活動から、今までで「経験していて良かったな」と思うものは何かありますか?
A.2
「やはりアートフェスに出展したことです。見に来て下さった方々に直接作品の感想を頂けたり、出展している作家さんたちと交流したり、とても貴重な経験になりました。 」
Q.3
今感じていることで、アーティストとして大切だなと感じることは何ですか?
A.3
「大切だなと感じることは、周りの評価に振り回されずに素直に自分の表現したいものを描くことだと思います。 」
Q.4
今の上床さんが考える「アーティストとしての悩み」はありますか?
A.4
「アルバイトとアーティスト活動の両立です。忙しくて中々制作が進まないことが悩みです。 」
Q.5
上床さんの目標や今後やりたいことは何ですか?
A.5
「今後は今よりもっと面白い作品を制作していきたいです!そしていつか個展をやってみたいと思っています。 」
最後に後輩学生への応援の言葉をいただけると嬉しいです。
「今の時期は就職活動と卒業制作で悩むこと不安なことがたくさんあって大変だと思います。私もクラスで1人だけ就職せずに画家になる道を選び「本当にこれで大丈夫なのかな?」と凄く不安でした。今でも時々不安になりますが自分の好きなことが出来ている喜びの方が大きいです。周りと比べず焦らず自分の素直な気持ちを信じて頑張って下さい。応援しています! 」
卒業後間もないアーティストですが、不安や苦悩がありながらも力強く自分の夢へ向かっていく姿にこちらも勇気をもらえます。
現在彼女を含めて4人の若い女性アーティストが東京でグループ展を開催しております。
お近くの方は足を運ばれてください。
グループ展開催中—-
「 WHERE DOES SHE COME FROM? 」
(http://www.mylifeplus.net/event/where-does-she-come-from.html)
2017/1/20(金)〜2/17(金)
11:00〜18:00(土・日・祝 – 休廊)
MASATAKA CONTEMPORARY
〒103-0027 東京都中央区日本橋 3 – 2 – 9 三晶ビル B 1 F