【2020 年賀状コンペ】理想科学工業さまの年賀状を学生が制作しました!

2019年12月7日 ニュース

この度、印刷機器を開発・販売されている理想科学工業株式会社(九州支社)様からご依頼いただき、
「RISOGRAPH DESIGN COMPETITION」
と銘打ってコラボレーションを実施しました。

 

理想科学工業様の印刷機で日本全国の小・中・高校などで広く使用されている「リソグラフ」という機種を使用して、2020年九州支社様が対企業様へ向けてお送りする年賀状を「令和初の年賀状」というテーマのもとグラフィックデザイン科1年生がデザインコンペにチャレンジしました。

 

(「リソグラフ」とはカラーインクにも対応したデジタル印刷機(孔版印刷方式)で、高速・低コストで印刷することができ、またその印刷面の風合いや発色、偶然性で生み出されるズレ感が通常のデジタル印刷機では再現することができない表現ができる印刷機器です。「RISO ART」「RISOGRAPH」という名称で世界中のデザイナーやイラストレーターが作品を発信しています。)

 

コラボレーションは11月からスタートし、グラフィックデザイン科の学生たちがリソグラフの特徴を生かした「令和初の年賀状」というテーマで制作を開始しました。

その後1次予選ということで、学生たちに自身のデザインをプレゼンテーションしてもらい、学生・先生による投票によって本選出場の3名を選出しました。

(1次予選の様子)

 

12月5日(木)、本選出場となった3名の学生が理想科学工業九州支社社内にて社員の方々を目の前に、自身のデザインをプレゼンしました。

(プレゼン前で緊張しつつもカメラを向けたらピースをしてくれた写真)

右から、木暮さん、山﨑さん、樋口さん。

本選の3枚に選ばれた作品はこちら

 

 

プレゼンスタートです。

 

1番手は“だるま”のデザインを提案した木暮寛羽さん。
縁起物のだるまと配色に2020年が企業様同士の良い1年になるようにと意味を持たせたデザインです。

 

2番手は黄色を広く配色し、ネズミのイラストを正面から描いた山﨑詩織さん。
黄色の発色の良さから発想をふくらませ、「謹賀新年」の作字にもこだわったデザインです。

 

3番手は「令和」の梅の花とネズミのシルエットでデザインした樋口陽菜さん。
令和カラーと理想科学さまのコーポレートカラーの紫色を共通項として制作したデザインです。

 

プレゼンの後、社員の方々に投票をしていただき、
2020年理想科学工業九州支社様の年賀状として採用が決まりました!

 

 

その年賀状がコチラ!!

山﨑詩織さんのデザインが採用となりました!
山﨑さん本当におめでとうございます!!

 

デザインが採用された山﨑さんだけでなくこのコンペにチャレンジした学生たちにとって、1年生の時点で実際の企業様とコラボレーションさせていただき、お客様のことを考えデザイン制作し、プレゼンまで経験できたことは彼らの大きな学びになったことでしょう。

理想科学工業株式会社 九州支社様、貴重な経験の場をいただきありがとうございました!